2010年2月15日月曜日

BBC地球伝説:古代エジプト文明の崩壊のなぞ……最後は子どもまで丸焼きにして食ったという、地球の気候変動のすさまじさは温暖化ガスなどというチマチマしたものではないのだ!

この番組は知らなかったことをたくさん教えてくれた:
BBC地球伝説 - Yahoo!テレビ.Gガイド [テレビ番組表]: "BBC地球伝説 「古代の黙示録:エジプト古王国の滅亡」4200年前、ナイルのもとで安定した農耕を営み、高度な文明を誇った古王国が崩壊を遂げた。番組では、古王国崩壊の謎に挑む。今から4200年ほど前、謎の崩壊を遂げた古代エジプトの古王国。崩壊の真相を解き明かす答えは意外にもアイスランドの氷河に隠されていた。自然の力の不思議と、古王国滅亡の恐るべき謎が、ついに解き明かされる!"
温暖化ガスとかいう人為的で矮小的な原因でなかったことが衝撃的。

ちっぽけな人間が、宇宙のメカニズムをコントロールできるという「思い上がり」がそもそも間違っていると言うことを、しみじみ実感させてくれた番組であった。こういう番組を作るBBCはえらい。それに較べてイナカへの利益誘導ばかりを主張する環境対策一辺倒のNHKはアホ。NHKが環境でメシを食おうとする利権団体の走狗となってしまっているおかげであるが、彼我の知的レベルの格差はあまりに大きい。

ちなみに「地産地消」をするから最後は自分の子どもまで焼いて食わねばならない羽目になる。この記録を残したのはバグダッドの学者だったが、当時のバグダッドでは食うものが豊富にあった。国境を越えたグローバルな交易が実現できてさえおればこういった悲劇を回避できたのである。ニッポンの農水省と農村ウヨが主張する「地産地消」を進めれば、ニッポンも古代エジプトと同じ悲劇を繰り返すこととなる。

2 件のコメント:

安野 さんのコメント...

15日の朝日新聞の社説で米飯給食を取り上げていたのですが、明治時代の食養道運動など引き合いに出して地産地消を持ちあげているのに唖然としました。身土不二など栄養学的な根拠のまったく無い話なんですけどね。

http://www.asahi.com/paper/editorial20100215.html

Unknown さんのコメント...

ハハハ、まさにアサヒらしい社説でなんともクサイ。アホ丸出し。でもおいらは別にアサヒにおカネを取られてないから文句は言いません。アサヒはアサヒの勝手に好きなことを書けばいい。でもNHKには強制的におカネを取られているから腹が立つのですな〜。